2016年04月23日

「元教え子の10代少女誘拐」という事件について(つづき)


 事件の概要は前の記事で書いたとおりであるが、「事実経過」とは別に、男性(および少女)の関係者の「コメント」にも気になる点がある。

 第一に、男性の勤務先の上司。
 「逮捕は大変遺憾であり、深くおわびする。全庁を挙げて綱紀粛正に努める中で、このような事態を招いたことを大変深刻に受け止めている」
 揚げ足取りをするつもりはないが、「罪を犯したこと」「事件を起こしたこと」ではなく、「逮捕」が大変遺憾であるというのは、どういう意味なのだろうと思う。後半の「綱紀粛正」とか「事態を招いて・・」という言葉にも微妙な違和感がある。
 全くの憶測だが、この上司は、男性が少女について個人的に“深入り”していたことを薄々知っていたのではないか、という気がする。

 第二に、同じく勤務先の「担当者」とされる人物。
 「・・・ご家族の方にただただ申し訳ない」
 ここでも、「被害に遭われた方(少女!)」ではなく「ご家族に申し訳ない」とは、一体どういうことなのだろうか。

 この種の「事件」では、“被害者の人権”を守るという大原則から、ことの詳細や背後の事情が明らかにならないことが多い。この件も、表面に見えてない、あるいは隠されている部分が、まだまだ大きいのではないかという気がする。
posted by Cheshire Cat at 18:42| Comment(0) | 日本の社会
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